アトランティスの名残探訪

 アトランティスの名残は日本各地に数えきれないぐらい有ると思われる。その中でも気になる場所を直接訪ねて紹介したい。

記事一覧
舞鶴山:山形県天童市
鹿嶋様:秋田県湯沢市
なまはげ:秋田県男鹿半島
唐松神社:秋田県大仙市
アトランティスの名残の特徴

「舞鶴山」山形県天童市

まいづるやま 天童市の中心部にひときわ目立つ小山が存在する。これが舞鶴山であり、かつては山全体が城であった。戦国時代以前から山城として存在しており14世紀に南朝方の北畠天童丸が住んでいたと伝わっている。所々に石垣や井戸も残っているが、一見すると何も変哲は無い山城に見える。しかし舞鶴山には 「天から童子が降りて来た」と言う伝説が残っているのである。しかも、これが天童丸・天童氏と続き、今の天童市の名称の由来に繋がっているのである。

 舞鶴山の東には「雨呼山(あめよびやま)」がある。この山頂でアメを呼ぶ儀式をしたと伝わっている。一般的にはアメ呼びは雨乞いの儀式だと考えられているが、このアメはアトランティスだった可能性がある。また天童市の北東には「雨垂れ岩(あまだれいわ)」という謎の巨石が存在する。北西の天童市成生の「成生神社(竜頭権現神社)」には「龍の頭が落ちて来た」という伝説が残っている。南東には 「礫石」という鬼が投げたと伝わる石が有る。天童高原に行く途中の山村に「船着(しなぎ)」という地名が存在する。舞鶴山周辺では、遠い古代にアメを呼び、アメが降り、人と龍が空から降りて来たと思われる伝説が残り微かながら鬼伝説も存在する。

まいづるやま
舞鶴山の西の峰は平坦な部分が南北方向に伸びており、今は公園になっている。中央に最も高い部分が存在しかつては主郭であった。この配置は滑走路と管制塔のある飛行場に似ている。舞鶴山と周辺の伝説と山の形から、舞鶴山はアトランティス時代の飛行場の巨大遺跡である可能性が高いと思われる。舞鶴山は全く無名であるが重要な遺跡かもしれない。
 何故この地に飛行場が有るのかは解明できていないが、天童市の東には黒曜石と水晶の取れる水晶山が有り、これと関連が有る可能性もあると考えられる。

おさなぎやま また天童市の北に位置する神町には自衛隊の駐屯地が有り、そのすぐ側に「若木山(おさなぎやま)」が存在する。もちろん神社が有り、その若木神社はかつては山頂にあった。今は麓に移設されているが、伝説によると山頂には赤く光る石が有り、雲が赤く染まりその石は病気を治したそうである。舞鶴山の滑走路と思われる部分が若木山に向いている。さらにその先はアトランティスの首都の方向を指しているのである。若木山の山頂は狭く、大きな施設が有ったり鳥船が着陸した可能性は低い。狭い山頂に置かれた光りを出す石、つまり若木山が灯台の役目をしていた可能性がある。

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場所データ(googleEarth用)

「鹿嶋様」秋田県湯沢市

かしまさま 秋田の男鹿半島に伝わるナマハゲは有名だが、内陸部の湯沢市にも「鹿嶋様」と言う異形の神を祀る民間信仰が存在する。鹿島様の特徴は何と言ってもその大きさである。身長が2〜4メートルほども有り、その姿は鬼のようである。ナマハゲも鬼のような姿であるが守り神として信仰されており、鹿嶋様も藁の衣を纏っており鬼に似たイメージでありナマハゲと共通点が多い。

 鬼はアトランティスの兵士の末裔と考えられ、つまりナマハゲも鹿嶋様も、アトランティスの兵士を見た伝承であると考えられる。ただ道の駅おがち近くの鹿嶋様は400年ほど前から始まったようで、その姿は武士を彷彿とさせる鹿嶋様と違い藁人形的である。湯沢の鹿嶋様が原型だとすれば、湯沢周辺にはなんらかの施設が有ったはずだが、はっきりとした物は見つからない。雄勝が単にオガ地だったのだろうか。

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鹿嶋様の場所データ(googleEeath用)

 鹿島様はもちろん鹿島神宮に関係があると思われる。武士の始祖とも言える「藤原(中臣)鎌足」は、鹿島神宮と深い関係が有る。鹿島神宮の宮司が中臣氏であり、日本書紀には「中臣蓮の遠祖は大鹿島」と書かれている。藤原家が建立した春日大社も鹿島神を祀っている。つまり古代の守り神的な武力集団が、鹿島神宮を拠点に活動しており、その集団が大和朝廷に協力したと考えられるのである。
 そしてこの武力集団が、秋田の鹿嶋様信仰と同じだろうと思われる。日本の守ったアトランティスの武力集団が長く日本の中に生き続け、今も伝統の中に存在しているのかもしれない。

「なまはげ、男鹿半島」秋田県

なまはげ アトランティスの時代は鳥船を使っていたため、平地からアクセスが良く、しかも目立つ舞鶴山の様な平野部にある独立峰を好んで飛行場に使っていたようだ。しかもその山には平坦な部分も必要であり、山頂部分を土木工事で平らにして利用していたと当然考えられる。そしてそこから飛び立つときは、高い山や巨石や灯台を目印として使っていただろう。

 男鹿半島の集落の伝承では ナマハゲは山から降りて来たと言う点が共通している。この山とは本山と真山であり、五社堂と真山神社との間に位置する。よって本山は飛行所であり、更に兵士の駐屯地だった可能性が高い。また寒風山の近くには「鬼の住処」と言われる場所が有る。自然に出来たという説があるが、無造作に岩が積み重なっており石捨て場と言う感じである。

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場所データ(googleEarth用)

「唐松神社」秋田県大仙市

天日宮 ニギハヤヒが鳥海山に降臨したという伝承を伝える物部氏ゆかりの神社である。その参道の横にある「天日宮」は、古来の伝承を元に建造したと伝わっており、その姿はシンプルだが、穏やかさの中に品格を感じさせる。

 天日宮は円形の水路に囲まれた石の島に社殿が有り、その姿はアトランティスのアクロポリスを彷彿とさせる。参道の向きは北東(鬼門)を向いている点も見逃せない。もちろん天日宮はアトランティス時代の建造ではなく、蘇我氏に敗れた物部氏が落ち伸びて来て祀ったと伝えられている。ここは天童神社や成生神社の様なガッカリ感は無く是非見る事をお勧めする。

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動画(43sec,89MB)
場所(GoogleMAP)

アトランティスの名残の特徴

・平野を見渡せる低めの独立峰を好んで飛行場を作った。山は山頂部分が平である。
・鬼伝説が有る。
・巨石が並べられている。
・オガ、メガなどの地名が残る。
・アトランティス時代は鳥船を使っていたため遺跡は直線上に並んでいる事が多い。日本では筑波山と九州を結ぶ歌垣ラインと岩木山と鹿島神宮を結ぶラインが重要である。

これから行きたい場所

筑波山、鹿島神宮、皆神山、出雲大社、鬼ノ城・・・そして海底など。目標は明確な遺跡の発見。

しばらく無理っぽい所

青ヶ島、八丈島、与那国島
2013.5.5

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